体感幻覚(セネストパチー) - Cenesthesic hallucination -


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体感幻覚(セネストパチー) - Cenesthesic hallucination -


<幻覚とは何か?>
幻覚というと、自分とは縁遠い感じがするかもしれませんが、結構幅広い疾患でおこってくる症状です。幻覚には、幻聴、幻視などが有名ですが、他にも、幻嗅(げんきゅう)、幻味、幻触、そして、体感幻覚があります。
幻覚とは、「対象無き知覚」といわれます。
有名なことばです(これを知らない精神科医はモグリと言っていいくらい有名です)。つまり、外から来る感覚刺激がないのに、知覚されている異常体験のことで、患者さんは外来の刺激だと思っている、これが、幻覚の正体です。

<どんな病気でもおこってくる体の異常感覚、それが体感幻覚>
具体的には、身体病変はどこにもないのに、「脳がドロドロにくずれている」「腸がねじれておもい」「背中の背骨が入り組んだみたいにねじれている」「口の中の歯茎の歯が動いている」「顔がぐちゃぐちゃになっている」「肛門部分に違和感がある(実際は何もなく健康)」「性器が痛い」などという訴えです。
まるで、統合失調症におこりそう、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。幻覚ということばからも、そう思われるかもしれません。実際の比率はわかりませんが、うつ病、てんかん、認知症、あとは、統合失調症でも見られます。元の疾患が、わからないと、全く違う治療になってしまうかもしれないので、注意が必要だと思います。2つの病気がまたがっているような場合、とくに難しくなります。
統合失調症でたしかに出会うことが多いですが、老年期うつ病で妄想的になった方などから訴えを聴くことも多いです。てんかんの発作の前兆のようなときにこういった症状がある方もいますので、見逃さず、治療することが大切です。
自分の身におこっていなければ、あまり重症感がわからないとおもいますが、ご本人は苦しくて苦しくて困っています。ただ、いくら話を聴いてさしあげても、とれる症状ではないので、内科や皮膚科的になんでもない、とわかったら、精神科の適したお薬を飲んでいただくことが治療の近道でしょう。体感幻覚の薬剤選択は、上記のように、病気にもよりますから、かなり多岐にわたり、1剤で「やったーなおったー」ということも少ないですし、一度診察しただけでピッタリの薬を、というのも難しいです。
しかし、症状が取れると患者さんも嬉しそうに笑えるようになりますし、いろいろと話をきいたり薬を変えたり、量を変えたりと、工夫した医師のほうも、嬉しくなります。

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