KANOKO MENTAL CLINIC
患者さまの心に寄り添い、自分らしい人生をおくれるよう、偏見のない精神科医療の充実を目指しています。患者さまの心に寄り添い、自分らしい人生をおくれるよう、偏見のない精神科医療の充実を目指しています。

初めての方へ

初めての受診の方は、まとまった診察時間が必要となるため、ご予約をお願いしております。
予約時間は平日お昼12時からのご案内となりますが、午後にお受けできる場合もございます。
電話窓口にてお問い合わせください。受診は高校1年生からお受けしております。
他院受診中の方は紹介状が必要になります。外来Dr.にご依頼ください。
なお、ご来院にあたり、いくつかお願いしている事がございますので、下記をご参照ください。

当院受診にあたってのお願い

  • 乳幼児を伴う受診について

    お母様方には申し訳ございませんが、原則、乳幼児を伴う受診をお控え願います。そもそもお子様が気になって面接に集中できないというのが大きな理由ですが、お子様のことで悩まれている方も受診しているため、ご配慮をお願いしています。

  • 面接開始時間について

    受診にあたりまして、予約時間は面接開始時間となっております。
    若干早めのご来院をお願いしております。これは下記コロナウイルス感染対策でもありますため、ご協力お願いいたします。

  • コロナウイルス対策

    当院では新型コロナウイルス感染対策として、
    1 有症状の方へ、ご来院前に当院へ電話連絡
    2 受診前14日から県外移動や県外者との接点をなるべく控えること
    3 院内ではマスク着用を徹底していただくこと
    上記をお願いしております。よろしくお願いします。

  • 文章の依頼について

    書類は原則二週間程度を目処に作成しております。

  • オンライン資格確認について

    当院ではマイナンバーカード等を用いたオンライン資格確認の運用をしております。
    医療従事者は同意された薬剤情報、特定健診情報等を閲覧し診療に活用できます。

診療案内

当クリニックでは患者様の症状に応じた診察・診療を行っております。

診療内容

心療内科・精神科。
うつ病、双極性障害(躁うつ病)、総合失調症等。

こんな症状でお悩みの方

  • うまく睡眠が取れない方。
  • 気持ちのアップダウンが大きい方。
  • 周りの景色が前と変わったと違和感を感じたりすることがある方。
  • 頭の回転が鈍くなった又は集中力がなくなったと感じる方。
  • うつ病と言われて抗うつ薬を年単位で飲んでいるのに変わらない気がする方。

診療時間

診療時間 診療時間
  • なお、診療内容や症状によりお待ち時間が発生する場合がございます。どうぞご了承ください。
  • 学会等により担当医や診療時間が変わったり、休診になる場合がございます。
    ご来院前に休診・代診情報をご確認ください。

休診・臨時休診カレンダー

医院紹介

医療理念

当クリニックは患者さんの心が弱っているときに寄り添い、ご本人が自己実現、仕事の充実、社会参加のできる人生をおくれるよう、偏見のない精神科医療の充実を目指しています。

院長 原嶋 華乃子

院長 
原嶋 華乃子

1.当クリニックでは処方のみの外来はしておりません。
2.高校生から高齢者の方まで、男女を問わず、診療しております。
3.なんとなく不調を感じる、人に言いにくい悩みがある、という方のお話を聴きます。
4.社会生活上、なんらかの生きづらさを感じている方を診察します。

  • 「憧れ」

    医学部の小論文のテストで、よくある質問「なぜ、あなたは医師になりたいのか」で、何度も書いてきたテーマです。にもかかわらず、生涯に一度の初恋のような感情にも似て言葉にするのが難しいのです。それは、物心ついたときから、憧れ尊敬していた精神科医の父の存在がずっと私の目標であり、そこに情熱と憧憬が混じるからなのです。

  • 「思い」

    よく、医師の2世、3世が思うように、私も幼稚園に上がる前から「医者になる」と決めていました。父は患者さんに慕われる医師だと子供心にわかりました。電話もよくかかってきて子供の私も対応しましたし、家までくる患者さんもいました。私は、父よりいい大学に入り、父より立派な医師になろう、そんな子供っぽい思いを抱いていました。

  • 「手術」

    受験期が近づくと、子供の頃に抱いた願望がいかに難しいか思い知らされます。父は東北大出で院長経験も複数ある医師でした。父に劣等感と憧れを抱きつつ受験を迎えました。しかし、受験と同時に父は心臓の手術をし、危篤になり、主治医から「助からないかも」と言われました。私は己の実力に見合わない大学の医学部を受けて失敗し、ひどく後悔しましたがおそく、うでならしのつもりで受験し合格した薬学部に入学しました。

  • 「千羽鶴」

    父の様態が思わしくない上に医学部をおちた私は、世の中で一番不幸だと当時は思っていましたが、その薬学部は医学部を失敗したひとばかりでした。学年が変わるごとに仮面浪人で医学部に入学し中退していく仲間を複雑な思いで見ながら、私は薬学部を卒業し、国家資格をとりました。その間、父は1年以上かけて社会復帰し、院長の仕事を再開していました。すごい精神力だと思いました。父は精神科医として患者さんをおいていけなかったのではないかと、ふと思いました。父が手術して危篤だったときに患者さん方が千羽鶴をくれました。今でも捨てられずにおいてあるのですが、それを見ると、患者さんと父の間には愛情のような温かい心の交流があったのだろうな、と思わされました。それは、胸を締め付けられると同時に、なんともうらやましい関係でした。

  • 「衝撃」

    薬学部を卒業した私は製薬会社の学術として東京勤務になりました。学術は、医師の求める薬の文献を提供し、患者さんのお薬相談に応じる仕事です。社会人になって初めて、精神科医である父を大人として客観的に見ることになりました。仕事上、多くの医師を接触し、中には本当に地位のある医師もいましたが、父ほど誠実に温かく患者さんに接している医師はいませんでした。それは目が覚めるような衝撃でした。父の心臓はあいかわらず悪かったのですが、夜中であろうが休みであろうが、患者さんの急変にはかならず駆けつけ、人の3倍の外来であろうと涼しい顔でこなしていました。もうベテランなのに、患者さんが良くなれば素直に喜んでいました。

  • 「心を持った」

    そんな姿を見て、私は、「精神科医になる、なるなら、学歴や地位がおいつかなくても、父のような心を持った精神科医になろう」と決めたのです。 父は、私が医学部1年のときに他界しました。教わりたいことが沢山ありました。「継ぐ病院はないけれど精神科医としての心は継ごう」と毎日思って仕事をしています。

院長 原嶋 華乃子

アクセス

〒010-0951
 秋田市山王5-13-7プロムナード山王1F

駐車場について

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